本丸御殿大広間から白書院に通ずる「松の廊下」がありました。現在は標石だけが残っています。あの有名な元禄14年(1701年)浅野内匠頭長短が吉良上野介に刃傷事件を起こした場所です。
松の廊下は畳の廊下で本丸の東南に位置してました。本丸で二番目に長い廊下といわれ、西へ約19メートル、北へ約31メートル、幅は約5メートルであったと伝えられています。
障壁画に「松」を主題にした絵が描かれていたことから「松の大廊下」と呼ばれました。
MAP
〒100-0002 東京都千代田区千代田1−1, 東御苑, 皇居