山王日枝神社は、鎌倉時代初期に江戸太郎重継(秩父四郎重継)が居館に日吉の大神を勧請したと伝えられています。文明年間(1469年~1487年)には太田道灌持資が城内に、更に天正18年(1590)徳川家康が入府し江戸城内の紅葉山に新社殿が造営されました。
徳川家光の代に半蔵門外に遷座、萬冶2年振袖火事のため当地へ遷座しました。徳川家光の代には朱印地600石を賜っています。また日枝・山王まつりは、神田まつりと共に天下祭・御用祭として華麗豪壮、正に天下随一と言われます。明治時代には准勅祭社・官幣大社に定められ、現在では東京十社の一つに定められています。また、山王日枝神社が執り行う山王祭は、日本三大祭・江戸三大祭りのひとつに数えられます。
MAP
〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目10−5