神田青果市場(かんだせいかいちば)は、かつて東京府東京市神田区須田町(現・東京都千代田区神田須田町)に存在した青物市場。江戸時代から昭和時代初期にかけて270年間存続しました。1928年(昭和3年)に現在の秋葉原UDXがある場所へと移転しました。
神田の青物市場は慶長年間(1596年 - 1615年)に、鎌倉河岸の北側の湿地を埋め立て、市街地をつくり「菜市」を開いたことに始まります。多町、須田町付近は交通の中心地で、しかも八ツ小路などの広場や空地があり、当時の神田川、平川など運河を利用し集荷しました。 宝暦6年(1756年)には青物・果物問屋が152軒を数えました。江戸の三市場(神田・駒込・千住)の1つでした。
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〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1丁目 多町大通り