大正3年建築 レンガ 2階建ての巨大な建物です。重要文化財に指定されています。駅舎は辰野金吾と葛西萬司が設計を手がけました。赤レンガと白い花崗岩の組合せは、いわゆる辰野式と呼ばれています。3階建て総建坪9,545 m2・長さ330 mの豪壮華麗な洋式建築です。当初は、中央が皇族乗降口、南側ドーム部を入口、北側ドーム部を出口と限定していました。 関東大震災の被害はなかったものの、1945年(昭和20年)5月25日、アメリカ軍による東京大空襲で被災しました。これによりレンガ造の壁やコンクリート製の床など構造体は残ったものの、鉄骨造の屋根は焼け落ち、内装も大半が失われました。 戦災によりドームは焼け落ち、戦後に3階部とドームが撤去された形で復旧されました。
2000年、丸の内駅舎を創建当初の姿に復原する方針がまとめられました。総工費500億円の復原工事は、2007年に起工され、2012年10月1日に完成しました。
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