「銀座ぎんざ」は江戸えど時代じだい金貨きんか(小判こばん)を扱あつかう金座きんざに対たいし、銀ぎんおよび銀貨ぎんかの鋳造ちゅうぞう・取締としまりを司つかさどった幕府ばくふの機関きかんで、慶長けいちょう6年ねん(1601)に伏見ふしみに創設そうせつされました。同どう11年ねんには駿河するがにも設もうけられ、伏見ふしみ銀座ぎんざは同どう13年ねんに京都きょうとに、駿河するが銀座ぎんざは同どう17年ねんに江戸えどの新しん両替町りょうがえちょう(現在げんざいの銀座ぎんざ二丁目にちょうめ)に移うつされました。これが銀座ぎんざの地名ちめいの起おこりです。 のちに銀座ぎんざは日本橋にほんばし蛎殻町かきがらちょう(現在げんざいの日本橋にほんばし人形町にんぎょうちょう一いち丁目ちょうめ)へ移うつり、明治めいじ2年ねん(1869)、造幣ぞうへい局きょくが設置せっちされるまで存続そんぞくしました。
MAP 〒104-0061 東京とうきょう都と中央ちゅうおう区く銀座ぎんざ2丁目ちょうめ7