徳川とくがわ家康いえやすが江戸えどに入府にゅうふした後あと、摂津せっつから漁民ぎょみんが佃島つくだじまに移うつり住すみ、江戸えど近辺きんぺんで漁業ぎょぎょうを営いとなむ許ゆるしを得えて、徳川家とくがわけに魚介ぎょかい類るいを献上けんじょうしました。日々ひび上納じょうのうする鮮魚せんぎょの残のこりを舟板ふないたの上うえで並ならべて一般いっぱんに販売はんばいするようになり、これが日本橋にほんばし魚河岸うおがしの始はじまりです。関東かんとう大だい震災しんさいまで、江戸えどおよび東京とうきょうの台所だいどころとして活況かっきょうを呈ていしていました。
MAP 〒103-0022 東京とうきょう都と中央ちゅうおう区く日本橋にほんばし室町むろまち1丁目ちょうめ8−1