椙森神社(すぎのもりじんじゃ)は、平安時代に平将門の乱を鎮定するために、藤原秀郷が戦勝祈願をした所といわれています。室町中期には江戸城の太田道灌が雨乞い祈願のために山城国伏見稲荷の伍社の神を勧請して厚く信仰した神社です。江戸時代には、江戸城下の三森(烏森神社、柳森神社、椙森神社)の一つに数えられ、椙森稲荷と呼ばれて、江戸庶民の信仰を集めました。当たりくじ富興行も行われていました。 社殿は関東大震災で焼失し、昭和6年(1931年)に鉄筋入り耐震構造で再建されました。
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