高野山たかのやま東京とうきょう別院べついんは、高野山たかのやま真言しんごん宗しゅう総そう本山ほんざん高野山こうやさん金剛こんごう峰寺みねでらの東京とうきょう別院べついんです。高野山たかのやま東京とうきょう別院べついんは、江戸えどに徳川とくがわ幕府ばくふが開ひらかれた際さいに高野山たかのやまの宝門ほうもん・寿門じゅもんの学侶方がくりょがたの在番ざいばん所しょとして慶長けいちょう年間ねんかん日輪にちりん寺じ内ないに開創かいそう、明暦めいれき元年がんねん(1655)芝しば二本榎にほんえのきの地ちを下賜かしされ、延宝えんぽう元年がんねん「高野山こうやさん江戸えど在番ざいばん所しょ高野寺こうやじ」として建立こんりゅうされました。 幕府ばくふと宗務しゅうむ全般ぜんぱんの交渉こうしょう、および幕府ばくふの諸しょ通達つうたつを全国ぜんこくの古儀こぎ真言しんごん寺院じいんに達たっする触頭ふれがしら(ふれがしら)の責務せきむを担にないました。高野山たかのやまから重役じゅうやく方ほうが交代こうたいで参勤さんきんし、学侶がくりょ教きょう修おさむの道場どうじょう、大師だいし信仰しんこうの実践じっせんの場ばとして重要じゅうような役割やくわりを果はたしました。
MAP 〒108-0074 東京とうきょう都と港みなと区く高輪たかなわ3丁目ちょうめ15−18