愛宕山には愛宕神社とNHK放送博物館があります。1956年に、世界最初の放送専門のミュージアムとのことです。日本の放送が始まってから約80年、放送博物館には、放送の歴史に関するさまざまな実物展示をはじめ、だれもが自由に利用できる「番組公開ライブラリー」や「図書・資料ライブラリー」が公開されています。 愛宕山は1925年(大正14)3月22日朝9時30分、東京芝浦の東京放送局仮放送所から、日本のラジオ第一声が流れました。 アナウンサーは、JOAKを「ジェーイ、オーウ、エーイ、ケーイ」と遠くに呼びかけるように読み上げました。このあと、初代総裁の後藤新平があいさつし、ラジオの機能として文化の機会均等、家庭生活の革新、教育の社会化、経済活動の活性化を強調しました。 同年7月に愛宕山で本格的なラジオ放送が始まりました。 展示物で注目されるのは、やはり世界で最初にTVを製作した高柳健次郎氏が製作したテレビが復元され、当時と同じ「イ」の文字が写し出されているものです。 後は、「にこにこぷん」のじゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの3匹や「ひよっこりひょうたん島」の人形に会えました。おじさんたちにとっては懐かしのキャラクターです。
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〒105-0002 東京都港区愛宕2丁目1−1