芝しば大だい神宮じんぐうは、平安へいあん時代じだい中頃なかごろの寛弘かんこう2年ねん(1005)に伊勢いせの内外ないがい両宮りょうぐうの御ご分霊ぶんれいをまつり飯倉いいくらに創建そうけん、源みなもとの頼朝よりともが飯倉いいくらに御厨みくりやを寄進きしんしたと伝つたえられています。祭神さいじんは、天照あまてらす大御神おおみかみ、豊受比売とようけひめの命めいです。 江戸えどにおける古社こしゃで、飯倉いいくら神明しんめいとも称しょうされていたといいます。天正てんしょう19年ねん(1591)徳川とくがわ家康いえやすより社領しゃりょう5石こくの朱印しゅいん状じょうを拝領はいりょうしたと伝つたえられています。慶長けいちょう年間ねんかんに飯倉いいくらから当地とうちへ移転いてんました。
MAP 〒105-0012 東京とうきょう都と港みなと区く芝大門しばだいもん1丁目ちょうめ12−7