善福寺ぜんぷくじは、弘法こうぼう大師だいしが関東かんとう地方ちほうへ巡錫じゅんしゃくした折おりに天長てんちょう元年がんねん(824)創建そうけんしたと伝つたえられます。その後ご鎌倉かまくら時代じだいに親鸞しんらん聖人せいじんが配流はいるされていた越後えちごから帰郷ききょうする際さい、当寺とうじへ立たち寄より了海りょうかい上人しょうにんと法談ほうだん、了海りょうかい上人しょうにんは浄土じょうど真宗しんしゅうに宗旨しゅうしを改あらためた上うえ中興ちゅうこう開山かいさんとなりました。了りょう 了海りょうかい上人しょうにんは、浄土じょうど真宗しんしゅうの普及ふきゅうに尽力じんりょく、光福寺こうふくじなどを中興ちゅうこう、浄土じょうど真宗しんしゅう関東かんとう六ろく老僧ろうそうの一人ひとりと称しょうされています。善福寺ぜんぷくじは浄土じょうど真宗しんしゅう関東かんとう七ななヶ寺かじの一ひとつと称しょうされました。 幕末ばくまつには、初代しょだいアメリカ公使こうし館かんとなりタウンゼント・ハリス公使こうしと館員かんいんたちを迎むかえました。
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