西迎寺さいこうじ(さいこうじ)は、浄土じょうど宗しゅうの寺院じいんです。1490年ねん(延徳えんとく2年ねん)、西にし迎むかえ法師ほうしによって開山かいさんされました。西にし迎むかえは三浦みうら氏し出身しゅっしんで、太田おおた道灌どうかんの菩提ぼだいを弔とむらうために創建そうけんしました。元々もともとは江戸えど紅葉もみじ山やま(現げん皇居こうきょ)にありましたが、江戸えど時代じだいに江戸えど城じょう拡張かくちょう工事こうじのため、現在げんざい地ちに移転いてんしました。境内けいだいには露坐ろざの阿弥陀あみだ如来にょらい像ぞうがあります。1694年ねん(元禄げんろく7年ねん)、幕臣ばくしんの伏見ふしみ為智ためさとが父ちちの供養くようのために造立ぞうりゅうしたものです。像ぞうは鋳物師いもじの椎名しいな伊予いよ守しゅ良寛りょうかんの作さくです。
MAP 〒160-0006 東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く舟町ふなまち13