牛込柳町うしごめやなぎちょう天てん祖そ神社じんじゃは、慶長けいちょう年間ねんかん(1596~1615)に長者ちょうじゃ大だい橋龍はしりゅう慶よろこびが、天照皇大神あまてらすすめおおかみを勧請かんじょうして創建そうけん、原町はらまち1丁目ちょうめの鎮守ちんじゅ社しゃとしたと伝つたえられています。 神門しんもんは、弘化こうか2年ねん(1845)、町内ちょうない氏子うじこ中じゅう・家主やぬし中ちゅうが施主せしゅとなり、大工だいく立川たちかわ清三郎せいさぶろうによって建立こんりゅうされたものです。小振こぶりながら彫物ほりものの装飾そうしょくを多用たようし、全体ぜんたい的てきに技巧ぎこう的てきな作つくりになっています。 参道さんどう左ひだりにある井戸いどの石造せきぞう井桁いげたは弘化こうか2年ねん(1845)地元じもとの氏子うじこが奉納ほうのうしたものです。併あわせて拝殿はいでん・鳥居とりい・表門おもてもん・水屋みずやの再建さいけん寄進きしんし家内かない安全あんぜんを祈願きがんしたと伝つたえられています。
MAP 〒162-0053 東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く原町はらまち1丁目ちょうめ42