円乗寺(えんじょうじ)は、天台宗の寺院です。天正年間(1573年〜1592年)円栄によって創建されたと伝えられています。お七の生家は駒込片町で有数の八百屋でした。天和2年(1682)近くの大円寺出火でお七の家が焼け菩提寺の円乗寺に避難しました。再建された家にもどったが、恋仲になった円乗寺の小姓山田佐兵衛に会いたい一心でお七は付火をしました。放火の大罪で捕らえられたお七は、天和3年火あぶりの刑にされました。お七の墓は3基あります。中央は寺の住職が供養のために建てたもの。右側は寛政年間(1789年~1801年)四代目岩井半四郎がお七を演じたのが縁で建立されました。左側は近所の人が270回忌法要のために建てたものです。
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