白山神社の祭神は、菊理媛命(ククリヒメのミコト)、伊邪那岐命(イザナギノミコト)、伊邪那美命(イザナミノミコト)です。天暦年間(947~957)、加賀一宮白山神社を現在の本郷一丁目の地に勧請したと伝えられています。元和年間(1615~1624)に将軍徳川秀忠の命で巣鴨原(現 小石川植物園内)に移ったが、明暦元年(1655年)、館林藩主徳川綱吉(後の5代将軍)の屋敷が作られることになったため、現在地に遷座しました。この縁で綱吉と生母桂昌院の厚い帰依を受けました。白山神社はこの地域の「白山」という地名の由来となっています。毎年6月の中旬に、文京花の五大まつりのひとつ文京あじさいまつりが開催され、境内や隣接する白山公園では、約3,000株の紫陽花が楽しめます。まつりの会期中は富士塚が公開されます。
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〒112-0001 東京都文京区白山5丁目31−26