南谷寺は天台宗のお寺です。元和年間(1615~24) 比叡山の南谷に万行律師という明王を尊信していた修験僧がいました。 ある夜、伊勢国(三重県)の赤目山に来たれとの夢見があり、赤目山に登り修行をしていると、一寸二部の黄金造りの不動明王像を授けられました。 赤目山を下り、比叡山南谷の庵に安置していました。その後、この像を携え下駒込(いまの動坂)に庵を結んだのが始まりとされています。 寛永5年(1628)、 三代将軍家光が鷹狩の際同庵を見止め、 寺領を与えました。智證大師作の不動明王を安置し目赤不動尊として現在に至ります。
MAP
〒113-0021 東京都文京区本駒込1丁目20−20