弁天島べんてんじまは、上野うえの恩賜おんし公園こうえん内ないの不忍池しのばずのいけの中なかにある人工じんこう島とうです。弁天島べんてんじまおよび弁財天べんざいてんの祠ほこらがいつ築造ちくぞうされたかは不明ふめいです、。寛永かんえい2年ねん(1625)の寛永かんえい寺じの創建そうけん後ご間まもない頃ころと伝つたえられています。寛永かんえい寺じの開祖かいそである天海てんかいが、不忍池しのばずのいけを琵琶湖びわこに見み立たて、竹生島ちくぶじまになぞらえて弁天島べんてんじま(中之島なかのしま)を築きずかせ、そこに弁天べんてん堂どうを建立こんりゅうしました。当初とうしょは橋はしがなく、弁財天べんざいてんへの参拝さんぱいは船ふねを使用しようしていましたが、不便ふべんとの理由りゆうで寛文かんぶん10年ねん(1670)頃ころに陸道りくどうが作つくられ橋はしが架かけられました。
MAP 〒110-0007 東京とうきょう都と台東たいとう区く上野うえの公園こうえん2−1