長昌寺ちょうしょうじ(ちょうしょうじ)は、日蓮にちれん宗しゅうのお寺てらです。弘安こうあん2年ねん(1279年ねん)浅草寺せんそうじ座主ざすを務つとめた寂さび海かい法印ほういん(のちの日ひ寂さび)が立正りっしょう大師だいし日蓮にちれんの弟子でし日常にちじょうとの法ほう論ろんに敗やぶれ、日蓮にちれん宗しゅうに改あらため妙昌寺みょうしょうじとして開山かいさんしました。元げん享とおる元年がんねん(1321)水害すいがいのため現在げんざい地ちに移転いてん再興さいこうしました。寺号じごうも長昌寺ちょうしょうじに改あらためました。 梵鐘ぼんしょうは、享保きょうほう5年ねん(1720)、二十にじゅう世せい・日にち律りつ上人しょうにんによって再さい鋳いされました。小幡おばた内匠たくみ勝行かつゆきという当時とうじを代表だいひょうする鋳物師いもじの一人ひとりが製作せいさくしました。旧きゅう鐘しょうは水難すいなんに罹かかって河中かわなかに沈しずみ、鐘かねが淵ふちの地名ちめいとなりました。
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