駒形こまがた堂どうは、浅草寺せんそうじのご本尊ほんぞんである観音かんのん像ぞうが、隅田川すみだがわから引ひき上あげられた地ちに建立こんりゅうされたお堂どうです。馬頭ばとう観音かんのんが祀まつられていることから「駒形こまがた」の地名ちめいの由緒ゆいしょともなっています。駒形こまがた堂どうは、天慶てんぎょう5年ねん(942)に平公雅たいらのきんまさによって建立こんりゅうされたと伝つたえられています。江戸えど時代じだいは駒形こまがた堂どうのすぐ前まえに船着ふなつき場ばがあり、ここから上陸じょうりくした人ひとびとはまず駒形こまがた堂どうのご本尊ほんぞんを拝おがんでから浅草あさくさ寺てらに参拝さんぱいしました。現在げんざいの堂どうは平成へいせい15年ねん(2003)に再建さいけんされたものです。
MAP 〒111-0034 東京とうきょう都と台東たいとう区く雷門かみなりもん2丁目ちょうめ2−3