法乗ほうじょう院いん(ほうじょういん)は、真言しんごん宗しゅう豊山とよやま派はのお寺てらです。寛永かんえい6年ねん(1629)、覚さとし誉ほまれ僧正そうじょうによって開山かいさんされました。元々もともとは深川ふかがわ富吉町とみよしちょう(現げん・東京とうきょう都と江東こうとう区く佐賀さが)に位置いちしていましたが、寛永かんえい18年ねん(1641)に現在げんざい地ちに移転いてんしました。 江戸えど時代じだいから「深川ふかがわの閻魔えんま」として知しられていました。当初とうしょの本尊ほんぞんは閻魔えんまでしたが、宝暦ほうれき10年ねん(1760)に閻魔えんま堂どうに移うつされました。最近さいきんではハイテク技術ぎじゅつを導入どうにゅうし、光ひかりや音おとを駆使くししながら閻魔えんまの声こえで仏ふつの教おしえを語かたるように設定せっていされています。現在げんざいの本尊ほんぞんは大日だいにち如来にょらいです。
MAP 〒135-0033 東京とうきょう都と江東こうとう区く深川ふかがわ2丁目ちょうめ16−3