宝塔ほうとう寺じ(ほうとうじ)は、真言しんごん宗しゅう智山ちざん派はのお寺てらです。1610年ねん(慶長けいちょう15年ねん)に法印ほういん賢けん意いが創建そうけんしました。 有形ゆうけい民俗みんぞく文化ぶんか財ざい(江東こうとう区く登録とうろく)に指定していされている塩しおなめ地蔵じぞうが境内けいだいにあります。 境内けいだいに安置あんちされている塩しおなめ地蔵じぞうは、もとは、小名木川おなぎがわ沿そいにあったものを昭和しょうわ初期しょきに移うつしたものです。江戸えど時代じだいに、小名木おなぎ川かわや行徳ぎょうとく道みちを通とおる商人しょうにんたちが、この地蔵じぞうの前まえで休憩きゅうけいし、商売しょうばい繁盛はんじょうを願ねがって塩しおを供そなえたのが由来ゆらいと伝つたえられています。また仏前ぶつぜんの塩しおをもらっていぼにぬると治なおるともいわれ、別名べつめい「いぼ取とり地蔵じぞう」とも呼よばれていました。
MAP 〒136-0072 東京とうきょう都と江東こうとう区く大島おおじま8丁目ちょうめ38−32