常光寺(じょうこうじ)は、曹洞宗のお寺です。常光寺の創建年代は不明です。当地は行基草創の地であると伝えられ、往古に創建された寺院です。勝庵最和尚(天文13年寂)により中興されました。 「江戸六阿弥陀詣」の6番目の霊場です。六阿弥陀詣とは春と秋のお彼岸に行基作の6体の阿弥陀像を参詣することで、江戸時代の人々の行楽の一つでした。他の5か所は、西福寺、無量寺、与楽寺(以上北区)、恵明寺(足立区)、常楽寺(調布市)です。常光寺墓地北隅に置かれている六阿弥陀道道標(延宝7年在銘)は、江東区の有形民俗文化財です。