田河水泡・のらくろ館は、1999年11月に開館しました。江東区は田河が幼少期から青年期までを過ごした地であることから、1998年に田河の遺族から作品や書斎机など遺品の寄贈がありました森下文化センターに特設展示という形で開館しました。 田河水泡(たがわ すいほう:1899~1989)昭和初期の子供漫画を代表する漫画家です。代表作『のらくろ』は、雑誌「少年倶楽部」にて1931年から連載されました。「のらくろ」は日本の漫画の黎明期の作品として大きな人気を獲得、手塚治虫、長谷川町子(田河の弟子)などにも大きな影響を与えました。幼い頃の手塚治虫はのらくろを模写し、技術を磨いていたと伝えられています。
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〒135-0004 東京都江東区森下3丁目12−17 森下文化センター