天祖神社(てんそじんじゃ)の祭神は天照皇大神です。創建年代は不明です。この地域は、埋め立てが進められる以前、江戸湾の奥にあたり小島が点在する様な所でした。近所の地名に大島・京島・向島などの島の付く地名が多いのはこのせいで、そのひとつが柳島です。天祖神社は柳島の総鎮守でした。神社は度々火災や震災に遭ってきました。現社殿は昭和4年(1929)に反対意見の根強いなか日本で初めての鉄骨筋コンクリートの社殿が建てられました。天正年間(1573年-1593年)より、疫病退散のために織田信長によって流鏑馬が行われました。現在は歩射の形式で行われています。江戸時代までは近くの龍眼寺が別当寺でした。
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