雲光院は、浄土宗のお寺です。雲光院は慶長16年(1611)、阿茶局が発願となり、還蓮社往誉潮呑和尚を開山に迎え滝徳山高巌寺と称して創建しました。その後、天和三年(1683)に当地へ移転したといいます。 境内に阿茶局(1555~1637)の墓があります。阿茶局は今川家家臣の神尾忠重の妻でしたが、永禄3年(1560)に今川義元に供して忠重が討ち死にした後、天正10年(1582)に徳川家康により母子ともに召され、阿茶局と称して近仕しました。 天正17年(1589)に亡くなった西郷局の替わりに徳川秀忠と松平忠吉を養育しており、長男の神尾守世も秀忠に近侍しました。
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