朗惺寺(ろうせいじ)は、日蓮宗のお寺で興栄山といいます。文禄2(1593)年の創建です。池上本門寺11世の 日惺上人が家康から江戸市中に1万坪の土地を拝領したことにより、この土地に5箇所寺を開きました。この5箇所寺の筆頭が朗惺寺でした。当初丸の内付近に建立されたのですが移転をくりかえし、明治42年現在地に落ち着きました。 境内 梵鐘が無造作に置かれています。この梵鐘は貞享元(1684)年の鋳造の銘があります。 庚申塔3基 左側 駒型庚申塔には、日月・青面金剛像、三猿の図柄があります。駒形庚申塔は、宝永元年(1704)11月に造立されたものです。 中央 駒形庚申塔には、日月・青面金剛像、二鶏、邪鬼、三猿の図柄があります。駒形庚申塔は、享保4年(1719)11月に造立されたものです。「奉供養庚申講中8人敬白」と記されています。 右側 駒型庚申塔には、日月・青面金剛像、二鶏、邪鬼、三猿が描かれています。駒形庚申塔は、安永8年(1779)10月に造立されたものです。
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