御嶽神社は、天文4年(1535)頃の創建と伝えられています。当初は、嶺村(当地の旧名)の小さな神社でした。江戸時代の天保年間、木曽・御嶽山で修行をした修験者・一山行者が当神社を中興しました。天保2年(1831年)に現在の大きな社殿を建立してから、江戸や関東地方各地から御嶽山の信者を中心に参拝者が増えました。 御嶽神社の本殿の周囲には、彫刻が施されています。作者は藤原篤意と伝えられ、社殿と同時期の天保2年(1831年)に製作されました。彫刻の題材は、浦島太郎、養老の滝、司馬温公甕割りなど和漢の物語、故事にちなんだものです。
MAP
〒145-0073 東京都大田区北嶺町37−20