蓮光院(れんこういん)は、真言宗智山派のお寺です。蓮光院は源清(天正2年1574年寂)が中興開山したといいます。蓮光院は、戦国時代には既に存在していたと考えられています。 目を引くのは江戸時代後期の武家屋敷門です。明治31年(1898)に馬込中丸の河原家が芝の毛利家から譲り受け、表門として使っていたのを、昭和10年頃当院に移築されたと伝えられています。門の様式から5万石までの大名の格式を持っています。他にも説があり、備前岡山藩池田家の下屋敷にあったものともいわれていますが池田家では格式が低いと言われてます。門は現在、東京都重要文化財となっています。戦災をくぐりぬけた貴重な遺産です。
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〒146-0092 東京都大田区下丸子3丁目19−7