雪ヶ谷八幡神社は、太田新六郎が永禄年間(1558-1569)に創建されました。雪ヶ谷八幡神社は、雪ヶ谷村の鎮守社でした。 庚申供養塔群(7基) 雪ヶ谷村の人々によって建てられた庚申供養塔で、もともとは村内各所に建っていたが、後に現地に移されました。雪ヶ谷村の村民は、ほとんどが日蓮宗の檀徒であるため、同宗の色彩を帯びた庚申塔が見られます。 奥の堂宇(3基) 右 駒型庚申塔は高さ103㎝です。駒形庚申塔は、青面金剛像、三猿で彫りが深い図柄です。下に8名の願主名が彫られていまする。駒形庚申塔は、元禄11年(1698)2月15日に造立されたものです。 右から二番目 駒形庚申塔は、文字塔と三猿の図柄です。中央に「南無妙法蓮華経為二世安楽」と記されています。脇に奉庚申供養と記されています。下部に雪ヶ谷村、7人の願主の銘が記されています。駒形庚申塔は、享保4年(1719)2月に造立されたものです。 左 駒形庚申塔は、青面金剛像、三猿の図柄です。左面に4人の願主の銘が記されています。駒形庚申塔は、安政4年(1857)4月に造立されたものです。 中央堂宇(3基) 右 駒型庚申塔は、青面金剛像と三猿の図柄です。庚申塔には青面金剛像の右側に「帝釈天王」と記されています。下に雪ヶ谷村の銘、8人の施主名が記されています。駒形庚申塔は、元禄10年(1697)11月に造立されたものです。 中央 駒形庚申塔は青面金剛像と三猿の図柄です。9人の施主名が記されています。駒形庚申塔は元禄4年(1691)2月に造立されたものです。 左 駒形庚申塔は、高さ94cmあります。駒形庚申塔は、青面金剛像と三猿の図柄です。願主は7名すべて直井姓です。駒形庚申塔は、天和元年(1681)12月に造立されたものです。この境内で最古の庚申塔です。 小さい堂宇(1基) 駒形庚申塔は、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿の図柄です。右面は「是より右につ〇みち」、左面は「是より左 池上道」と記されています。道標を兼ねた庚申塔です。台石には「武州雪ヶ谷村」「願主直井市三良」と記されています。駒形庚申塔は、明和7年(1770)6月に造立されたものです。
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