光伝寺(こうでんじ)は、浄土宗のお寺です。院号の「宝寿院(ほうじゅいん)」でも知られています。1484年(永禄12年)、雲蓮社西誉上人によって開山されました。本尊は阿弥陀如来坐像で、恵心僧都源信(平安時代中期の僧侶)の作と言われています。平安時代末期に造られたものと鑑定されています。 寺宝として、江戸幕府3代将軍徳川家光より交付された朱印状が残されています。その後の歴代将軍の朱印状と合わせて計9通あります。 現本堂は、十六世荘誉上人願阿意俊和尚の代、寛延3年(1750)に庫裏と共に造営されたものです。 また、当寺は明治9年より同11年まで喜多見学校の校舎として使われ、明治23年から同35年までは喜多見尋常小学校高等科教場として使用されていました。明治35年喜多見、朝陽の両校合併により砧尋常高等小学校が設立され、同校中央教場として明治40年3月まで使用されていました。
MAP
〒157-0067 東京都世田谷区喜多見5丁目13−10