東山谷庚申尊・お猿庚申尊通称お猿庚申尊、または、東山谷庚申尊というお堂です。お猿庚申、庚申塔としては極めて珍しいタイプである。造立は寛文11年(1671)と江戸時代初期のもの。上部は猿像で、土台には「為庚申待供養也」とあり、武刕荏原之郡(下)馬引沢村、願主10人の銘がある。 ① お猿庚申 庚申塔としては極めて珍しいタイプです。庚申塔は寛文11年(1671)、江戸時代初期に造立されたものです。上部は猿像で、土台に「為庚申待供養也」、「武刕荏原之郡 馬引沢村」願主10人の銘が記されています。 ② 駒型庚申塔 駒形庚申塔は、青面金剛像と三猿の図柄です。庚申塔は、元禄7年(1694)に造立されたものです。年号の下に、思本久右門と銘があります。下には10名ほどの名が刻まれています。 ③自然石のまま角柱風に加工した「南無青面金剛尊」と彫られ石塔は詳細不明です。
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