正蔵院(しょうぞういん)は、真言宗豊山派のお寺です。天文元年(1532)法印賢盛が創建したと伝えられます。 正蔵院の門前の参道脇に川島地蔵堂があります。六地蔵の中央の大きな地蔵菩薩は、享保10年(1725)に造立されたものです。正面の台座には、川嶋村内の善男善女が一人も欠けず皆でこれを建てたと記されています。 両脇の六地蔵は、宝暦7年(1757)に川嶋村の地蔵講中が建てたものです。 本堂左手の庚申塔2基 左 板碑型庚申塔は三猿の図柄です。表面中央部は摩耗が激しくて読み取れません。庚申塔は、江戸時代初期の延宝4年(1676)に造立されたものです。 右 駒形庚申塔は、青面金剛像、三猿の図柄です。駒形庚申塔は、江戸時代初期の元禄元年(1688)に造立されたものです。
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