旧大宮寺宝篋印塔は、高さ1.8mの小ぶりの宝篋印塔です。年号銘はないですが、南北朝時代(1334~92)に建立されたものと考えられています。区内最古の供養塔です。 他に地蔵尊1基・庚申塔2基があります。 『新編武蔵風土記稿』(1804年~1829年) 古碑1基、大門の通り北側堤の上にあり、文字摩滅して見えず、刀疵の痕あり、伝え云う、先年この碑夜中怪異をなして、しばしば人を悩めせしが、或旅人変化のものなりとて、誤りて刀を抜き切りかけし其跡成と言う、信じがたきことなりと記されています。 大宮八幡宮参道の国府道と方南通りが交差する大宮八幡入口交差点の旧小松酒店向かって右奥にありました。現在、セブン-イレブン 杉並大宮店とwine portマンションに変わりましたが、マンション入り口右手に見ることができます。
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