荻窪八幡神社の祭神は、応神天皇です。旧上荻窪村の鎮守です。神社の創建は、寛平年間(889年-898年)と言われています。その後の1051年(永承6年)に源頼義が奥州の安倍貞任征伐(前九年の役参照)の途中でここに宿陣して戦勝を祈願し、後の1062年(康平5年)に凱旋の折、神恩に感謝して当社を厚く祀ったと言われていまする。その後の1477年(文明9年)江戸城主であった太田道灌は、上杉定正の命をうけ石神井城主・豊島泰経を攻める際に、この故事にならってこの神社に武運を祈願しました。この時植えた高野槇の樹1株が、現在も神社の境内にある御神木の道灌槇です。 荻窪八幡神社の境内には人が潜れる丸い大きい穴のあいた珍しい石の祓門があります。 神社には勝海舟直筆の大幟が保存されています 長さ五間(約9m)、巾三尺(約90cm)の大幟には「奉献八幡神社、明治十六年九月吉祥日、上荻窪村氏子中、海舟勝安芳拝書」とあります。
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