志茂しも熊野くまの神社じんじゃは、西蓮さいれん寺じ住職じゅうしょく淳あつし慶よろこび阿闍梨あじゃりが紀州きしゅう熊野くまの三さん社しゃ権現ごんげんを勧請かんじょうして正和しょうわ元年がんねん(1312)8月がつに下村しもむら(現在げんざいの志茂しも)の鎮守ちんじゅとしたと伝つたえられています。当社とうしゃで続つづけられている白酒しろざけ祭まつりは、かつて神事しんじオビシャ(歩ふ射しゃ・御ご備そなえ射しゃ)後ごに催もよおされていた饗宴きょうえんを受うけ継ついだもので、北きた区く指定してい文化ぶんか財ざいとなっています。また拝殿はいでん右側みぎがわにある境内けいだい社しゃは、四よん柱はしらを祀まつっています。境内けいだい社しゃは、志茂しも熊野くまの神社じんじゃの、文政ぶんせい5年ねん(1822)に造つくられた旧きゅう本殿ほんでんを使用しようしています。 祭神さいじんは、伊邪那岐神いざなぎのかみ、伊邪那美神いざなみのみこと、事こと解かい之の男神おがみです。
MAP 〒115-0042 東京とうきょう都と北きた区く志茂しも4丁目ちょうめ19−1