円福寺(えんぷくじ)は、曹洞宗のお寺です。1479年(文明11年)、武蔵国入間郡河越町(現・埼玉県川越市)に太田道灌が開基しました。このため寺紋は太田家の家紋である太田桔梗です。 慶長13年(1608年)、洪州によって現在地に移転しました。 山門横の石仏 左の丸彫の地蔵菩薩立像は明和2年(1765)12月に造立されたものです。背に「武州豊嶋郡西臺村 西臺山円福寺」、台石に「奉建立地蔵尊一基」「門前不動谷念仏講中」と記されています。 右の笠付角柱型の庚申塔は、延宝5年(1677)2月に造立されたものです。正面に「奉彫刻庚申供養石塔二世安穏攸」、背後に「武州豊嶋郡西臺田端村」と記されています。下部に三猿、台石と左右面には蓮花葉が描かれています。
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