通称つうしょうかぶとやの庚申こうしん塔とうは、高たかさ87㎝の駒こま型がた庚申こうしん塔とうです。庚申こうしん塔とうは、日月じつげつ、青面せいめん金剛こんごう像ぞう、邪鬼じゃき、二に鶏けい、三猿さんえんの図柄ずがらです。青面せいめん金剛こんごうの向むかって右みぎには「奉造立りつ庚申こうしん供養くよう二に世せい安楽あんらく」と記しるされています。この庚申こうしん塔とうは宝永ほうえい4年ねん(1707)11月がつに造立ぞうりゅうされたものです。 庚申こうしん塔とうの前まえの豊島としま病院びょういん通とおりは、古ふるい道みちで、中山道なかせんどうの仲宿なかじゅくと川越かわごえ街道かいどうの上うえ板橋宿いたばししゅくを結むすんでいた道みちが現在げんざいに至いたっています。豊島としま病院びょういん通とおりの辻つじにかぶとやという食品しょくひん店てんとタバコ屋やがあり、かぶとやの角かどに庚申こうしん塔とうが祀まつられています。
MAP 〒173-0015 東京とうきょう都と板橋いたばし区く栄町さかえちょう19−19