一里いちり塚づかは環八かんぱち通とおりがかつてふじ大山道だいせんみちだったころの名残なごりです。左ひだりの背せの高たかい地蔵じぞう菩薩ぼさつの造立ぞうりゅう年ねんは不明ふめいです。台石だいいしには「奉造立りつ」、その下したの基壇きだんには「講中こうじゅう五十二ごじゅうに人にん」と記しるされています。右隣みぎどなりの背せの低ひくい水子みずこ地蔵じぞうの造立ぞうりゅう年ねんは昭和しょうわ6年ねん(1931)4月がつです。右みぎにある櫛くし型がた角柱かくばしら型がたの石仏いしぼとけは六十六ろくじゅうろく部ぶ供養くよう塔とうで安永あんえい3年ねん(1774)10月がつの造立ぞうりゅうです。正面しょうめんには「奉納ほうのう大乗だいじょう妙典みょうてん六十六ろくじゅうろく部ぶ供養くよう塔とう」と記しるされています。左ひだり面めんには「武州ぶしゅう豊嶋郡としまぐん上練馬村かみねりまむら 願主がんしゅ 道西どうさい」と記しるされています。
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