春日町の町名の由来になっている神社です。春日神社の創建年代は不詳ながら、工藤左衛門尉祐経の孫祐宗が、(藤原鎌足の末裔であるところから)その祖先を祀って創建したと伝えられています。室町時代には練馬城主豊島泰経・同弟泰明が崇敬、一族の守護神として祀ったといいます。豊島氏没落後、あとの城主海老名左近はここを居館の一部としました。 境内 駒型の庚申塔が祀られています。庚申塔の造立年は宝永6年(1709)霜月(11月)です。日月、青面金剛像、邪鬼、三猿に線刻の二鶏が描かれています。尊像脇には「奉造立庚申供養二世安全祈所 敬白」とあり、「武刕豊嶋郡上練馬海老ヶ谷戸村結衆 四十八人 うち二十人女」と刻まれています。
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〒179-0074 東京都練馬区春日町3丁目2−10