小関おぜき庚申こうしん塔とう 堂内どうないにある笠付かさづけ角柱かくちゅう型がた庚申こうしん塔とうは元禄げんろく4(1691)8月がつに造立ぞうりゅうされたものです。「奉寄進きしん庚申こうしん供養くよう」「小関おぜき邑ゆう同行どうこう二十五にじゅうご人にん」と記しるされています。状態じょうたいは良よく大おおきな庚申こうしん塔とうです。 周囲しゅういにある小ちいさな猿さるの石造せきぞうの詳細しょうさいは不明ふめいです。 お堂どうの前まえに石いし猿さるが一いち対つい立たっています。右みぎの猿さるの台座だいざに、関村せきむら北きた、関村せきむら南みなみ、宇立うだつ野や、観音かんのん山やま、西村にしむら、大泉おおいずみ村むら、保谷ほうやなどからの寄進きしんが刻きざまれており、左ひだりの猿さるの台座だいざには小関おぜき村むらの多おおくの願主がんしゅ名めいが刻きざまれています。この猿さるの石造せきぞうは大正たいしょう14年ねん(1925)11月がつに造立ぞうりゅうされたものです。
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