白山はくさん神社じんじゃの創建そうけんは平安へいあん時代じだいの頃ころと伝つたえられています。境内けいだいの大ケヤキおおけやきはわずか2本ぽんだけになりましたが、言い伝えいいつたえによると、永保えいほう3年ねん(1083年ねん)源みなもとの義家よしいえが奥州おうしゅう征伐せいばつに下くだる際さい、この社しゃに戦勝せんしょうを祈願きがんして、奉納ほうのうしたケヤキといわれています。林学りんがく博士はかせ・本多ほんだ静六せいろく氏しは、樹齢じゅれい7~800年ねんに及およぶと推定すいていされ、昭和しょうわ15年ねんに、国くにの天然てんねん記念きねん物ぶつに指定していされたほどの巨木きょぼくです。1本ぽんは目通めどおり10mほど、もう1本ぽんは7mあまりです。 この付近ふきんから、弘安こうあん・延文えんぶん年号ねんごうの板碑いたびが発掘はっくつされているので、鎌倉かまくら時代じだいには村里むらざとが発達はったつしていたと推定すいていされます。
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