橋戸稲荷神社は千住が始めて開拓されて間もなくの延長4年(926)に祀られた千崎稲荷の地に当たります。その数十年後に千住神社は現在の地に移転したと考えられます。しかし稲荷堂は残ったと思われます。その後、延徳2年(1490年)本殿が造営されたようです。やがて千住大橋が掛けられるとこの付近は舟運の中心地となり文久3年(1863年)当時の名工伊豆の長八によって鏝絵の装飾が拝殿の前扉に施されました。扉は普段見ることができないのでその複製品がその位置に展示されています。 本殿右手には橋戸町会の建物があり多くの人でにぎわっています。
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〒120-0038 東京都足立区千住橋戸町25