宝積院(ほうしゃくいん)は、真言宗豊山派のお寺です。室町時代後期、千葉氏の開基です。寶積院は、淵江領を領地とする千葉一族が、一族の崇信する北斗妙見を祀るため、千葉氏の守護神である妙見菩薩を祀ったのが当寺の起源です。氷川神社(「かつて妙見社)の別当寺だったので山号をなんと北斗山と言います。妙見さんとは北斗信仰だからです。境内に古い石仏が見られます。 妙見信仰 北極星や北斗七星を神格化してまつったもの、それが妙見信仰です。 中国の道教が影響していて、6世紀ごろに日本にもたらされたと言われています。平安時代には民間で信仰が盛んになり、貴族の間でも修法が盛んに行われ、その後も中世には武士に軍神として、近世には商家や町人に諸願成就の仏様として信仰を集めました。
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