石不動尊・八彦尊道碑 石不動堂は、明王院不動尊への道標となっていた導き不動のひとつです。石不動堂の創建年代は不詳です。旧日光街道沿にあります。画像右手の地蔵の横に半分折れて上部が失われている石があります。「〜王院」と記されておりこれが江戸時代の標石と思われます。現在の「育子 弥彦尊道 是より二丁行く」の道標は昭和40(1965)年に再建された道標です。 お堂には、石造「耳不動尊」が祀られています。台座に「耳不動尊」と刻まれています。耳を病む人の強い信仰を受けています。 耳を病む人は、竹筒に酒を入れて拝み、その酒を耳につけると治ると伝えられています。また治ると御札を竹筒に酒を入れて奉納します。小堂の前に竹筒が何十とぶら下がり、絵馬にも耳の画や不動尊の剣を記したり、幟も奉納され、昔は数が多かったとのことです。
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