慈眼寺(じげんじじげんじは、新義しんぎ真言しんごん宗しゅうのお寺てらです。 1314年ねん(正和しょうわ3年ねん)、行ぎょう覚かくによって開山かいさんされました。江戸えど幕府ばくふ3代だい将軍しょうぐん徳川とくがわ家光いえみつより、空海くうかい作さくの観音かんのん菩薩ぼさつ像ぞうを賜たまわり、寺てら紋もんに「立たち葵あおい」を用もちいることが認みとめられました。将軍しょうぐんが日光にっこう東照宮とうしょうぐう社参しゃさんの際さいの休憩きゅうけい所しょでした。当寺とうじの本尊ほんぞんとなっていた、この観音かんのん菩薩ぼさつ像ぞうは東京とうきょう大だい空襲くうしゅうで焼失しょうしつしてしまいました。現在げんざいの本尊ほんぞんの観音かんのん菩薩ぼさつ像ぞうは、戦後せんごに新あらたに製作せいさくされたものです。 東側ひがしがわの山門さんもんは唯一ゆいいつ戦災せんさいを免まぬがれた建物たてものです。
MAP 〒120-0034 東京とうきょう都と足立あだち区く千住せんじゅ1丁目ちょうめ2−9