總持寺(そうじじ)は、真言宗豊山派のお寺で、西新井大師(にしあらいだいし)の通称で広く知られています。 弘法大師(空海)によって826年に開山されました。西新井という名前は、寺のなかにある井戸から名付けられています。弘法大師が関東巡錫の折に立ち寄り、悪疫流行になやむ村人たちを救わんと、自ら十一面観音を造り21日間の祈祷を行いました。すると枯れ井戸から清らかな水が湧き、病はたちどころに平癒したと伝えられています。その井戸がお堂の西側にあったことから、「西新井」との地名ができたといわれています。江戸時代の後期には、お寺は宗教的および観光の中心的な地位を得ました。 このお寺は様々な時期に咲き乱れる花(菖蒲、藤、牡丹)で有名です。
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〒123-0841 東京都足立区西新井1丁目15−1