鷲神社(わしじんじゃ)は、創建年代は不明です。祭神は、日本武尊・誉田別命・国常立命です。1318年(文保2年)の中興と伝えられています。鷲神社は、島根村の鎮守でした。当初は、大鷲神社と呼ばれていました。村内に7祠が点在していました。元禄の頃、このうち八幡社誉田分命、明神社国常立命の二柱の神と合祀し、「三社明神」の社として社名を鷲神社に定めたといわれてます。社殿は氏子中の寄進により、昭和31年に再建され、境内の整備も行なわれました。また境内にある三峰神社の享和2(1802)年造の明神型石造鳥居は、昭和60年に区登録有形文化財に指定されています。 境内社三峯神社富士浅間大神・富士塚奥宮=木花開耶媛命 小御嶽神=磐長媛命将軍石八代将軍・徳川吉宗が当社にお成りになられた際に腰かけた、とされる石『将軍石』です。鷲(わし)神社と大鷲(とり)お神社祭神は、どちらも日本武尊です。しかし、大鷲神社の実質的祭神は、源義光(=甲斐源氏の初代当主)だと言われています。
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