白幡山不動院薬師寺は、新義真言宗のお寺です。1332年(元弘2年)、秀天によって開山されました。隣接する慈眼寺の護摩堂に安置されていた覚鑁作の不動明王像を本尊とする寺院として分離独立しました。。当寺は、「投げ込み寺」でした。岡場所で亡くなった遊女はここに葬られたと伝えられています。 境内 参道左側に3基の庚申塔が並んでいま。中央の駒型以外は特殊な像形をしています。左端安永6年(1777)2月の造立です。正面には「庚申供養塔」と書かれています。右面には「千寿弐町目講中世話役 島田伊兵衛」とあり他の願主の名前もある。左面には「同所西耕地石橋七ヶ所掛之」とあるので石橋供養塔を兼ねているようです。中央の駒型庚申塔の造立年は元禄15年(1702)9月。日月、青面金剛像、邪鬼、二鶏、三猿が彫られています。右には「奉建立庚申尊像為菩提」とあります。右の丸い庚申塔は、文化11年(1814)1月の造立です。
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