松浦まつうらの鐘かねは、水元みずもと公園こうえんのさくら堤つつみの遊歩ゆうほ道どうにあります。この梵鐘ぼんしょうは、旧きゅう下か小合おごう村むらの領主りょうしゅ松浦まつうら河内守かわちのかみが、宝暦ほうれき7(1757)旧きゅう下か小合おごう村そん龍蔵寺りゅうぞうじ(明治めいじ初年しょねんに廃寺はいじ)に寄進きしんしたものです。松浦まつうらの鐘かねは、龍蔵寺りゅうぞうじの廃止はいし後ご、旧きゅう領民りょうみんの希望きぼうにより村むらに寄付きふされました。鐘かねは、洪水こうずいや火災かさいなど非常ひじょう時じに使つかわれました。 松浦まつうらの鐘かねは、下野しもつけ佐野さのの鋳物師いもじ利右衛門りえもんの製作せいさくで鐘かね高だか121.4cmcm口径こうけい68.5cmで中央ちゅうおう部ぶ4ヶ所かしょに梵字ぼんじがあります。区くが所有しょゆうし、戦争せんそうにも供出きょうしゅつされずに残のこりました。鐘かねは葛飾かつしか区くの文化ぶんか財ざいです。
MAP 〒125-0034 東京とうきょう都と葛飾かつしか区く水元みずもと公園こうえん2