真勝院(しんしょういん)は、真言宗豊山派のお寺です。806年(大同元年)に開山しました。柴又界隈で最も古い寺です。 残念なことに、多くの観光客は帝釈天にお参りしてもこのお寺の存在にほとんど気がつきません。 境内 五智如来石像 山門を入ると参道右手に大きな石仏が並んでいます。薬師如来・宝生如来・大日如来・阿弥陀如来・不空成就如来(区のHPでは薬師・観音・大日・釈迦・阿弥陀としている)の5仏の石像です。状態もよく江戸時代前期の石像彫刻として区の文化財に指定されています。傍らに万治3(1660)年柴又村齋藤次郎左衛門ほか数名の名前と建立由来を記した石碑があります。ほかに永仁4(1296)年、阿弥陀種子の大型板碑1基があります。 また広い境内には多くの石仏を見ることができます。
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〒125-0052 東京都葛飾区柴又7丁目5−28